ROE(自己資本利益率)計算ツールとは
ROE(自己資本利益率)を計算する、無料・ブラウザ完結のツールです。ROEは、株主が出資した自己資本をどれだけ効率よく利益に変えているかを示す重要な指標です。当期純利益と自己資本を入力するとROEをパーセントで表示します。さらに売上高と総資産を入れると、デュポン分解(純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)も確認できます。すべての処理はブラウザ内で行われ、入力した数値が外部に送信されることはありません。
計算方法
ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 で求め、パーセントで表します。例えば当期純利益800・自己資本8,000なら、800 ÷ 8,000 = 0.10、つまり10.00%です。自己資本は0より大きい必要があり、当期純利益はマイナス(赤字)でも入力できます(その場合はマイナスのROEになります)。当期純利益は1年を通じて生み出されるため、より正確には期首と期末の平均(期中平均自己資本)を分母に使います。
ROEはデュポン分解でも見られます。ROE = 純利益率(純利益 ÷ 売上高)× 総資産回転率(売上高 ÷ 総資産)× 財務レバレッジ(総資産 ÷ 自己資本)。これにより、高いROEが「収益性」「資産効率」「借入(レバレッジ)」のどこから来ているかが分かります。
ROEの目安
日本では8%が一つの目安とされることが多く(伊藤レポートで意識される水準)、欧米企業では10〜15%を目指す例が多く見られます。適正水準は業種で大きく異なるため、同業他社や過去の推移と比較することが大切です。なお、借入(レバレッジ)に頼って高くなったROEは、その分だけ財務リスクも高い点に注意してください。
使い方
- 当期純利益(赤字はマイナス)と自己資本を入力します。
- 右側に表示されるROE(%)を確認します。
- 任意で売上高と総資産を入力すると、デュポン分解が表示されます。
こんなときに便利です
- 投資前に企業の資本効率を比較したいとき。
- 高いROEが収益性によるものか、レバレッジによるものか確認したいとき。
- 自社の自己資本利益率を年度ごとに追いたいとき。
