写真の被写体はくっきり残したまま、背景だけをぼかせます。端末内で動く AI モデルが人物や物体を検出し、その後ろをやわらかくぼかし、ぼかしの強さは何度でも調整できます。処理はすべてブラウザ内で完結し、画像がアップロードされることはありません。
仕組み
このツールは写真から被写体を透明なレイヤーとして切り抜き、元画像を複製してぼかした下地を作り、その上に鮮明な被写体を合成し直します。切り抜き結果はキャッシュされるため、ぼかしの強さを変えてもキャンバスを描き直すだけで済み、同じ画像に対して AI が2回実行されることはありません。
手順
- 被写体がはっきりした PNG / JPG / WebP の写真をアップロードします。
- 人物なら「人物」、商品・物体・動物なら「物体」を選びます。
- 「背景をぼかす」を押します。初回は小さな AI モデルを一度だけダウンロードし、被写体を検出します。
- ぼかしの強さスライダーを動かすと、プレビューが即座に更新されます。
- 結果を PNG としてダウンロードします。
初回は CDN から AI モデル(人物向け約26MB 、物体向け約5MB )を取得し、2回目以降は再利用します。写真の読み込み・切り抜き・合成はすべてローカルで行われ、アップロードや、アカウント・クレジットは不要です。
人物と物体:どちらのモードを使う?
| モード | 向いている写真 | モデル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 人物 | ポートレート・ヘッドショット・集合写真・プロフィール写真 | MODNet ( Apache-2.0) | 髪や人物のやわらかい輪郭に最適化 |
| 物体 | 商品・物体・食べ物・動物 | U-2-Netp ( Apache-2.0) | 汎用の被写体検出。ダウンロードが小さい |
主な被写体に合うモードを選んでください。人物写真で輪郭が粗く見える場合、切り替える必要はありません。人物モードはすでに細部に対応しているので、被写体が背景からはっきり際立つ写真で試してみてください。
ぼかしの強さを選ぶ
| ぼかし | 見え方 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 弱め(2〜12px ) | ゆるやかにぼかし、背景はまだ判別できる | さりげない奥行き、文脈を残したいとき |
| 中くらい(12〜30px ) | しっかり分離、ポートレート風のボケ | プロフィール写真、商品写真 |
| 強め(30〜60px ) | 背景を色と形だけに落とし込む | 散らかった背景やプライベートな背景を隠したいとき |
再調整は無料で即座に反映されるので、まず中くらいから始めて、被写体が際立つところまでスライドしてください。
入力と出力の例
入力:散らかった部屋で撮ったヘッドショット。 設定:人物、ぼかし24px 。 出力:人物は鮮明なまま、後ろの部屋がなめらかでプロっぽい背景に溶け込みます。 PNG としてダウンロードできます。
なぜ背景の縁が透けないのか
ぼかしは画像の端の外側の画素も参照するため、縁が薄れて透けてしまうことがあります。このツールはぼかした下地をキャンバスより少し大きく描画し、やわらかくなった縁を表示領域の外に逃がすことで、フレーム全体をしっかり覆います。
制限事項
GIF などのアニメーション形式は、ブラウザでは1枚の静止画として扱われます。被写体と背景の色が似ているコントラストの低い写真では、 AI がきれいに分離しにくい場合があります。


